堅い言葉は苦手ですので、自分なりの言葉でお話をさせて頂きます。
本日こちらをご覧頂いたのは、ご報告です。
この度、私、村田洋二郎は田中良子さんと6月に入籍をいたしました。
僕の人生は本当に好きな事だけやってきた人生でした。お芝居もそうです。自分が楽しいと思ったからやってきました。
AND ENDLESSと出会い、尊敬する先輩たちの中に良子さんがいました。全く別の人生を歩んできた僕達は、くっつく事はまずないと思っていましたが、何故か良子さんが凹んでいる時、落ち込んでいる時に必ず側にいました。
良子さんがヒステリックになった時、落ち着かせる為に大外刈りを喰らわせた事もあります。女性を投げたのは人生初です。
それから側にいればいるほど良子さんの事を考えるようになり、いつの間にか惚れてました。
思いを伝えましたが、首を縦には振ってくれませんでした。恋愛経験のほとんどない僕はどうやったら振り向いてもらえるのかもわからず、色々な事をやってみました。LINEで100回好きだっていってみたりもしました。すごく笑われたけど、少しだけ思いが伝わりました。
まだまだこれからです。
お芝居では雲泥の差を見せつけられますし、猫への愛情の方が深い方です。まだ認められていません。
だからこれからです。より大きな思いが伝わるように。
一つ覚悟を決めたいと西田さんと下浦に相談をしたところ、快く承諾してくれました。証人になってもらったのも、この2人です。
お芝居は人生を変えてくれました。そしてそこで大切な人ができました。僕達はきっと死ぬまでお芝居を続けます。2人の共通点はお芝居ですから。
今回この発表をさせて頂いたのは、お互いに筋が通っていないのが大嫌いで、このまま黙ったまま仕事をしていくのは良くないと思い、ご報告をさせて頂きました。
これからも2人をよろしくお願いいたします。
AND ENDLESS 村田洋二郎
ご報告をさせていただきます
私、田中良子は6月に村田洋二郎さんと入籍を致しました
お芝居ばっかりやってきた私の何が良いのかサッパリ分からず、戸惑ってばかりでした
私が本当に本当に落ち込んでいた時のある節分の日
鬼の面をかぶり、全身タイツに身を包んだ洋二郎君が
『豆ぶつけて下さい!』と真冬の環八を全力で走りだし
訳も分からずとりあえず必死で豆をぶつけて、本当に久しぶりに大笑いをした時
お付き合いする事を決めました
とてもとても腹の立つ事があり、怒りすぎて情けなくて泣きじゃくっていた時
本当に困惑した末に
両手いっぱいに雪の宿(私の好きなお煎餅です)を買って来て
『100枚あります。食べて下さい』と言われた時
笑い転げて結婚する事を決めました
劇団が休止状態になり、なんとなく道がバラバラになってきて
それでも何故か、彼は隣にいました
そんな彼が
一生隣にいると言ってくれた事
本当に本当に驚いて
受け止めるまでに時間がかかってしまいましたが
どんなに苦しくても、誰がいなくなっても
ここにいてくれるんだと
長い長い年月をかけて証明してくれた彼と
ずーっと一緒に歩いて行こうと思います
一緒なら
演じてきたどの人生より
苦しくても辛くても
ずっとずっと笑って歩いていけると思ったんです
入籍後もお互い、お芝居お芝居の毎日です
お芝居の話ばかりの2人です
これからもきっとずっとそうです
どうか、変わらず見守っていて下さい
AND ENDLESS 田中良子